乾燥肌と敏感肌
化粧品会社が敏感肌用化粧品と称した商品を売ると飛ぶように売れるという時期がありました。
今では、様々な肌タイプ別などの商品も多数発売され、選ぶ側も知識を得てそれだけではバカ売れとまではいきませんが、それでも、敏感肌用というキャッチコピーに安心感を覚え購入する方が今も多いと聞いています。
また、「私、敏感肌なの」
と、言うこと自体、自分をあたかも繊細であるかのように勘違いされている方も大勢いらっしゃいます。
そのような場合、敏感肌である事自体を自慢しているような部分があり、本人は敏感肌という名称に満足をしているようです。
ところが医学的に言うと敏感肌という肌タイプは実は存在しないとの事です。
あくまでも敏感な肌の省略ということです。
敏感肌って?
敏感肌とは、化粧品的に言えばアレルギー反応を起こしやすい体質、普通の人が使っても何でもないものにかぶれてしまう肌という定義で認識されていると思いますが、実は医学的に言えば、この状態はあくまでも「乾燥肌」の状態であるとの事です。
肌が乾燥すると、角質層の水分を保つ力が弱く、肌の表面をサランラップのようにおおう皮脂膜がうまく作れず皮膚のバリア層が破壊されている状態になります。
すると、アレルギーの原因のアレルゲンや刺激性の物質が皮膚から入りやすくなり皮膚のトラブルが生じやすくなります。
つまり化粧品や洗顔剤、物理的刺激などちょっとしたことに反応して肌トラブルを起こしやすくなるということです
自分が乾燥肌だとわからずに敏感肌用の化粧品を使っても、たしかに化粧品からの刺激は少ないかもしれませんが、根本の刺激に弱い自分の肌を改善することにはなりません。
それでは、化粧品ではトラブルを起こさなくても、他の外的刺激などにすぐ反応してしまう状態はいつまでも続いてしまうのです。
結局のところ敏感肌化粧品に頼り切ってしまう事は肌の甘やかし以外なんでもありません。
まずはなぜ敏感肌になってしまったのかの原因を見つめなおしてください。
敏感肌と思っている方々のほとんどが肌の乾燥を感じた事があるはずです。
そして自分できちんと認識した上で、乾燥肌の改善を心見るとよいでしょう。